外反扁平足とは?
外反扁平足は、足のアーチが低下し、足の内側が地面に接触することで足の形が変形する状態のことを言います。
通常、足には土踏まずと呼ばれる内側のアーチがありますが、外反扁平足ではこのアーチが低下したり、まったくない状態になってしまいます。
足のアーチがないと、かかとの骨(踵骨)が外側に傾くことが多く、これにより歩行時の足の安定性が悪化します。
足が安定しないと、足の筋肉や関節に負担がかかるため、足の痛み、特に土踏まずやかかとの痛みが発生しやすくなります。また、長時間の歩行や立ち仕事で疲れやすい傾向に陥ってしまいます。
外反扁平足は、先天的な要因もありますが、運動不足や肥満、加齢など後天的な要因によって症状が発生する場合もあるので注意が必要です。
もしも、外販偏平足の症状が出てきてしまった場合の治療方法としては、適切なインソールや靴を着用することや、足の筋力を強化するエクササイズを行うなど、靴で症状や足にかかる負担を軽減させながら、根本的な部分にアプローチしていく方法をとることとなります。
外販偏平足の状態になってきたと感じたら、早めに医師に相談することや、専用のインソールや靴の着用をおすすめします。